「クリムト、シーレ  ウィーン世紀末展」

少し前の話になりますが、大阪のサントリーミュージアムで
開催されていた、「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」(2009/12/23まで)にいってきました。
totoさんと娘はお留守番。
一人で美術館に行くなんて、久しぶり!
そして、大好きなエゴン・シーレの絵をみるということで
最高の気分でした。
美術館では今まで使ったことなんてないのに、解説のヘッドフォンを聴きながら1点1点大切にみました。
これまでは、自分の心にビターンとくる絵を求めて、
美術館や展覧会に行き、「これっ!」と思う作品と出会ったら
その作品から醸し出てくる雰囲気を楽しんだり、
感動したりしていたのですが
今回は、作品の背景を知って「なるほど,,,」と思ったり、
作品の筆後をみたり、絵の隅から隅までみました。
シーレの絵は思ったほどなくて残念でしたが、
彼の描く線と、色と、絵から出てくる雰囲気に囲まれた空間にいれて
幸せでした…。
自分の中で新しく芽生えたのは、クリムトの作品が素敵だ!
という気持ち。
昔は、「きれいだけど大人な感じの絵で、あんまり好きじゃないな」とか
思っていましたが、今見ると色も描く人間もとても魅力的に感じ、
新鮮でした。
子どもの頃から、ずっと変わらず好きな作品や作家の人もいれば
今までなんとも思っていなかったのに、ある日突然、好きになることも
あったりして、新しく好きなものを発見するは身体にとってもいい気がします。
   写真-6
絵をみて、高いテンションのままミュージアムショップによって
本をみていたら、あれもこれも欲しくなって、
4冊まとめて買っちゃいました。
お正月にゆっくり読むのが楽しみです。
    写真7
左上から時計回りに…。
「和な文房具」柳沢小実(PIEBOOKS)
「思う日本の切り紙」矢口加奈子(池田書店)
「東京から行くアートな町歩き。」(京阪神エルマガジン)
「昭和30年代 モダン観光旅行」長澤均(講談社)

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