笑顔

娘が生まれて2か月が過ぎました。
子育てもようやくリズムができて何かひと段落、
といった感じです。
アトリエと自宅が一緒なので、僕はほとんど家にいます。
なのでいつも作業をしている傍らに娘がいます。
ひざにだっこして描いている時もあります。
だから娘の成長してゆく輪郭をくっきりと見ることができて
とても楽しいです。
でも、大きな泣き声、うんちの匂いもくっきりです。
慌ただしく、目の前のものがあっという間に
目の前から無くなっていく「今」にあって、
こどもの笑顔、笑い声は確実に違う時間を作り出してくれます。
最近娘はよく笑います。
でもなぜか笑う時には舌をべーッと出します。毎回です。
こんな感じ。
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この笑顔を毎回見ているうちに、ふと僕が子どもの時に
読んだ絵本「べろだしチョンマ」を思い出しました。
それはあまりに切なくて、悲しくて、喉の震えとともに
強烈な印象として記憶されていました。
でも、もう30年近くも忘れていたなんて。
また読んでみよう。そう思いました。

仕事

気が付けばもう、2008年。
早いものですね。
昨年は娘が産まれるという人生の大きな節目の一つを迎えました。
こどもをつくる・・・ということは
人生での一番の作品をつくる事だ、とよく聞きます。
僕の場合、一冊の絵本が出来上がった時、
特に原画がアップした時は、「終わった。」という感覚が
より多く自分の感情を占めています。
成し遂げた・・・という様な。
でも、こどもができて一番思う事は
「さあ、始まった!」という感じ。
そして自分の体の内部から湧き上がってくる
「この作品が出来上がるのを、どのようにサポートしようか。」
という「感覚」。
こどもは産まれる前から、お腹の中にいる時から
もう既にその「個性」をにじみだしているんですね。
その部分を大事にすくって、少しでもこぼれないように
育てていきたいなぁ。
そう、思っています。
今年は子育てがメインの仕事です。
でも絵本もいっぱい出しますよ。
みなさん、2008年もどうぞよろしくお願いいたします。
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